ちょっと素敵な映画会    “南ふれあい”

もういちど


  笑いと  涙と  人情がいっぱいの江戸の下町!  ちょっと  いい噺です 

     
製作国      日本
製作年      2014年
上映時間     95分
     
監  督      板屋 宏幸
脚  本      板屋 宏幸
撮  影      古川 誠
主題歌      浜田 省吾


      キャスト
林家たい平    福崎那由他
富田 靖子    ゴ リ
渡辺 正行    熊谷 真実
大野 百花    小倉 久寛

   



落語家 “林家たい平” が 企画・主演・落語監修を務め、古典落語を取り入れた 「人情時代劇」です






年季奉公をあと2年と残した、貞吉少年は、真面目ですが、気が弱く、奉公先で、毎日受けるいじめに幼い心を閉ざしてしまいます。

商家の藪入りで、実家に帰ることになりましたが、落語家になりたい気持ちを抑えることができず、再び 奉公先へ戻る気力を無くしてしまいました。

その頃、同じ長屋に 落語家の「たい平師匠」が引っ越してきます。 両親が頼み込み、3か月だけという条件で 弟子入りを許されました。 「並たいていの努力では、噺家にはなれないよ!」 両親からの温かい励ましと、長屋の住人からの激励で貞吉の稽古が始まりました。

憧れていた落語の稽古に打ち込むことで、笑顔をとりもどしていき、そんな貞吉の真剣さに、噺家修行
をあきらめていた 訳ありの たい平師匠にも、次第に心の変化が訪れます。

落語をいくつか組み合わせて、ドラマにしたものです。

江戸時代の庶民の、長屋での生活状況がセットに再現されていて、嬉しくて笑い、悲しくて泣く、江戸っ子の気質がよく表現されています。 

「落語」 は 「話芸」 に通じます。 誰にでも愛される日本の伝統芸です。

ほのぼのとした、心温まる 濃厚なお話しでした。

        林家たい平師匠の語り口最高です。 演技もお上手! さすがと拍手です!

               参考 
「もういちど」 から  (1.7.21  南ふれあい  7月ふれあいイベントより)


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