宗堂(そうどう)さくらまつり


宗堂桜は、八重桜の一種で、直径が 約3センチ、花弁が 60枚、内側の20枚が反転して、巻いています。

例を見ない、珍しい花として、岡山県天然記念物に指定されています。     ま〜るくて・・・ ふっくら・・・

伝説によると、この桜を植えた雲哲日鏡上人が殉教されたのを悲しみ、花弁は開ききることがないとされています。   

 ★ 岡山市東区瀬戸町宗堂の妙泉寺跡一帯 ★     ★ 桜本数 約170本  うち 宗堂桜 約70本 ★



 高速料金が安くなったので、県外からの観光客も多く
 大勢の家族連れが、春の一日を楽しんでいました。
 民踊、太鼓の披露や、餅つき等が行われました。



 寛永年間、宗堂山妙泉寺という寺がありました。その住職が、参道に八重桜を植え丹精こめて育てていました。

 桜の咲く春、突然に殉教され、主人を失った桜の悲しみは深く、花弁の一部を内に巻き込んで、花を開ききるこ

 とができなくなったという “宗堂桜” 伝説があります。 いわれを聞くと悲しい桜に見えますね。 でも、咲くと、 

 団子のように固まって、ふっくらと、ま〜るくて、可愛い桜花です。


宗堂桜は、 “ソメイヨシノ” より、約2週間ほど遅く見頃を迎えます。



    てくてくルポへ    千光寺へ