ちょっと素敵な映画会    “南ふれあい”

次郎物語


第11回  日本アカデミー賞 受賞作品


製作国      日本
製作年      1987年
上映時間     110分
監  督      森川 時久
脚  本      井手 雅人
原  作      下村 湖人
主題歌      さだ まさし

      キャスト
加藤   剛    高橋恵子
永島 敏行    泉 ピン子
伊勢 将人    樋口剛嗣


親と子の “心のふれあい” を描いた名作の映画化。 原作は 「下村湖人」


昭和のはじめ・・・・・

次郎は、生まれて間もなく、母(お民)が病弱のため、乳母(お浜)の家に預けられ育ちます。

6歳になり、次郎の実家で生活することになりますが、伸び伸びと育てられた次郎には、本田家での
家風になじめなく、お浜の元に逃げ帰ることが重なり、そのたびに 連れ戻されてしまいます。

古くから続いた由緒正しい家柄、本田家では、士族の格式を守るため、祖母による子供たちの躾が
特に厳しかったのです。  お浜を恋しがる次郎に、祖母は冷くあたるが、 役所勤めの父親の存在が 
次郎にとっては 心のよりどころでもあり、唯一の理解者でもありました。

連帯保証人の責任から、全財産を手放すことになり、本田家は破産します。
次郎は病弱な母の看護のため、母の実家で暮らすことになり、父は、町に出て慣れぬ商売を始める
ことになりました。

懸命に看病する次郎に、母と子の愛情が通じ合うようになり、夏祭りに参加する次郎のため衣装を
縫い上げあげ、送り出します。

祭り囃子の中、様態急変が次郎のもとへ届きます・・・・・


              昔の映画ですが、肉親の情に心をうたれます。

         (参考 
「次郎物語」から)  (31.1.20  南ふれあい  1月ふれあいイベントより)


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