岡山市立南公民館主催講座 @    映画で考える「あなた」の生き方  (25・9・5)
 

                                        
★ 映画で考える「あなた」の生き方    〜 たくさんの選択肢から 〜


英国王のスピーチ

THE KING'S SPEECH


第83回 アカデミー賞で、作品賞など4部門を受賞した作品です
 上映時間     118分  監督   トム・フーバー
 製作国      イギリス/オーストラリア       脚本   デヴィド・サイドラー
 初公開年月   2011.02.26  出演   コリン・ファース (ジョージ6世) 
 ジャンル       ドラマ/伝記        ジェフリー・ラッシュ (ライオネル・ローグ )
         ヘレナ・ボナム=カッター (エリザベス)



 
        現イギリス女王エリザベス2世の父、ジョージ6世の伝記を映画化した歴史ドラマです。

                             

英国王ジョージ5世の次男 「ジョージ6世」は、幼児期に受けた厳しい教育から 「吃音障害」というコンプレック
スをかかえ、スピーチを苦手とし、人前に出ることを恐れる内向的な性格となりました。

吃音障害を克服するために、何人もの言語聴覚士の治療を受けますが、妻エリザベスが最後に頼ったのは、オー
ストラリア人でスピーチ矯正の専門家 「ライオネス」です。 風変りな治療法が友情と重なり実践されていきます。

兄である、英国王の 「エドワード8世」は、王室が認めない女性との愛を貫き、突然王位を返上します。

王位の継承という事態に直面した王子は、聴覚士の助けをかりながら、今まで以上に苦しい治療に専念します。

                             

世界は、ナチスによる社会不安が増大。 第2次世界大戦開戦にあたり、吃音症を努力で克服した王の口から
見事なスピーチが放送され、開戦前動揺する全国民に勇気を与えたスピーチとして好評を留めました。


話したくても、話したい言葉がなかなか出てこない・・ 心の傷は如何ばかりでしょう・・ 自信に繋がる作品です!

                        (参考  映画 「英国王のスピーチ」から)



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